【オーダー車高調】MOTON　Clubsport　2way For BMW M3

・About MOTON 　～MOTONについて～
MOTONは1999年創業のオランダ製高級車高調メーカーです。
2000年台初期のルマン24hやWTCCなど第一線で活躍しており、知る人ぞ知る「本物のレーシングダンパー」です。

・Why　MOTON? ～なぜMOTONなのか～
高性能なダンパーとは？
→減衰力がレスポンスよく発生すること
→調整がしやすいこと
→温度上昇(熱ダレ)に強いこと

これらを高次元で満たすのがMOTONです。
Ohlins　TTXやSACHS、KW competitionといったレース用ツインチューブやMultimatic DSSVといったダンパーがレース用では主流です。なぜなら4wayや5wayなどと減衰調整項目をたくさん増やせるからです。
しかし、レースカーと違って市販車はダンパーのサイズを制限されます。純正に対して太いダンパーを使うとクリアランスが無くなったりMOTONのようなダンパー形式がベストです。

一般的なダンパーは低速域の減衰力制御のため、ピストンシムに対しプリロードをかけています。プリロードをかけておかないと、ピストンにシムが密着しないのでうまく仕事してくれないのです。
プリロードをかけてしまうと、動き始めの減衰力特性を犠牲にしてしまいます。
MOTONではピストンに対し0.001mm単位の厳しい寸法基準を設けているため、プリロードをかけなくてもシムがきちんと仕事をしてくれます。

2Way Clubsport モデルは伸びと縮みが個別で調整できる、MOTONの主力商品です。

・特徴
バンプ（縮み側：15段階）とリバウンド（伸び側：15段階）が完全に分かれた減衰調整機構
車高調整可能(スプリングシートまたはガス圧調整)
リザーバータンクに独自のブローオフバルブシステムを採用。縁石などで大きな入力があった際にも車体の挙動を乱しません。

シャフトの直径を大きくし、オイル流量を大きくしています。結果として調整範囲が広く、調整1段階ごとの違いをハッキリと実感いただけます。熱に強いメリットも持ちます。
ストラット式サスペンションでも十分な剛性を保てるため正立式を採用。倒立式に比べて作動のフリクション軽減とレスポンス向上を実現。

フルタップ式ではなくネジ式での各車種専用設計のため、オイル量やストロークの面でメリットがあります。


ガス圧を調整することで、リフティングフォース(ガス反力)を増加させることが可能。車高の調整やロールの抑制効果を発揮します。
ガス圧力は6～16BAR（100～300psi）の間で調整可能。

リザーバーを簡単に取り付けられるスイベルバンジョーホース採用。クイックリリース付きのホースのため取付が容易です。

キャンバー調整式アッパーマウント、スプリング込み。リザーバー付き。
スタビリンクは別売りとなります。
・ネジ式のため、フルタップ式(全長調整式)と比較して調整範囲は制限されます。車種ごとに最適な走行車高とストロークを考慮し設計されています。商品の性質上、スタンス車両のような極端なローダウンには不適です。

※本商品はお客様の要望に合わせてスプリングレートや減衰特性などを決定します。
※受注生産となりますので発注後1-2か月いただく場合がございます。
※取付は知識のあるショップ様で行うことをお勧めします。